第100回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝 ブラウブリッツ秋田VS福山シティ

godman

2020年12月24日 13:51




ブラウブリッツ秋田 3 (前半 2 - 1 ) 1 福山シティ

J3リーグチャンピオンとして挑む天皇杯準々決勝。
J1王者、川崎フロンターレと対戦するためにも是非とも勝ち切りたい一戦である。

相手について、やはりアマチュアというか、プレス下でのパスミスやシュートミスが目立ち、かたやJ 3というカテゴリーであってもプロフェッショナルであるチームとは差が一目瞭然である。

秋田はリーグ戦通りのフィジカルと走力を前面に出した身の丈のサッカーを展開してゆく。
20日のリーグ最終戦で温存していた、GK田中、DF輪笠、千田、韓、鈴木、FW中村を先発に戻し、現時点でのベストメンバーでスタートから全開で相手ゴールに迫る。

GKのキャッチミス(ちょっと試合勘が鈍ったか?)による失点や、ポストに助けられた場面はあったものの、狙い通りに効率的に得点を重ねて”走り勝った”試合となった。

やはり先制し、前半のうちに勝ち越したことで守備の堅さが十分に発揮できた。秋田のゲームプラン通りの試合であったと思う。

さて、舞台をJ2に移す来季を見据えて観戦していたが、J2仕様へは①パス精度・パススピードのアップ②トラップ後の次のプレーへのスピードアップ③クロスボールへの守備力向上④サイドアタッカーの強化、が必須に思えた。

とにかく、川崎フロンターレとの対戦が出来ることが嬉しい。
国内最強のチームと真剣勝負の場で対戦することで、自分たちの現在地をしっかりと理解することが一番の財産になる。
川崎は中村憲剛の引退もあって、未だ獲得していない天皇杯を本気で獲りにきているはず。
たとえボロ負けしたとしても得るものは非常に大きいだろう。
(川崎は実に1週間ぶりの試合となり、もしかしたらチーム全体の試合勘という点では付け入るスキはあるかもしれない。家長をどうやって封じ込めるかに興味もある)


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