一休のことば㉓
*禅というものは本来、今、自分自身が生きているという悦びを感じるためにどうするか?という所に存在理由があるものなのだ。恒久的な生の悦びに寄与するためにあるのだ。
*一休はただ、精神的にも肉体的にも活力を持って生き、八十八歳という当時としては驚異的な長寿を全うしたが、性に流されることはなかった。性を、【生きる悦び】としてリフレッシュするリズムを自得していったのである。
*日本は自由と平等という名のもとに、節制を知らぬ品性の無さが戦後の教育を蝕み、際限のない自由競争で個人が勝手気儘に振舞い、強い者だけが勝てばいい、という風潮になってしまった。
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