易経(10)
益(えき)
疾風迅雷が益の卦象。
善行を見れば直ちに学びとり、過失があれば直ちに改める、という行動を心掛けよ。
革(かく)
革とは古いものを変えて新しいものを創り出す過程を表す。「革新」は単なる変化ではなく、そこには積極的な価値が含まれているものである。
革の卦は、
「十分に時機が熟した後に行ってこそ、万民の信頼を受ける」ということを表す。
震(しん)
震とは、
綺麗ごとや掛け声ばかりで肝心の内容が伴わない状態を表す。
艮(ごん)
泰然として動ぜぬ卦。
沈思黙考して軽挙妄動を慎むべき時であることを示す。この卦のもとでは他への信頼心は禁物である。
独力で現在の立場や境遇を堅持することへ終始せよ。
艮=山。山は居場所を移すことがない。君子はこの卦を感じると、自分の本質的な立場に徹し、野心を抱かない。
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