易経(14)

godman

2021年03月10日 15:35



繫辞上伝(けいじじょうでん) その2

『易の効用:万物の真相を指し示す。人々の行動を成功へと導く。天下の道理を明らかにする。』

『易の根本は太極:陰と陽の相対の奥の、絶対的な究極的存在を太極という。』

『なぜ易に四象(老陽・少陽・老陰・少陰)があるのかと言えば、変化を示すためである。なぜ辞は必要かと言えば、未来を告げる為である。なぜ未来に吉と凶の区別を立てるかと言えば、人々の疑いに断を下すためである。』

『目に見えぬ実在(形而上)が「道」、(道が)形となって表れた現象(形而下)が「器」、現象が相互に作用して様々に変化することが「変」、変化することによって新たに発展することが「通」である。』

(繋辞下伝へつづく)


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