言志四録⑫
「人は無我の境地になれば我が身を忘れる。あるのは正義のみ。物欲が無ければ眼中人無し。あるのは勇気のみ。」
「味方を知ることは易しいようで難しい。」
「戦いにおいては武器に依存するな。人の和を頼りにすべきである。また軍勢が多いか少ないかは問題ではない。軍律が保たれているかどうかに注意しなければならない。」
・組織は、整理整頓→挨拶→人の和 、の順で乱れてゆくものである。
「全軍の調和がとれていなければ戦うことは出来ない。役人全体がまとまっていなければ良い政治など出来ない。」
「才能があっても度量が無ければ人を包容できない。度量があっても才能が無ければ事を成就できない。
才能と度量と二つを兼ね備えることが出来ないなら、才能を捨てて度量のある人物になれ。」
・才能は、自分になければ人の能力を借りれば事足りる。
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