言志四録⑰
*以下の理由で学問してはならない。
①人を欺く②人と争う(競う)③人をそしる④人を馬鹿にする⑤人の邪魔をする⑥人に自慢する⑦売名⑧利を貪る
「如何なるものでも窮め尽くせないという道理はない。又、物事が如何に変化しようとそれに対応出来ないということはない。」
「人間は心に楽しむところが無くてはならない。楽しみは自分の心の持ち方によるのであって、自分の(心の)外にあるものではない。」
「心が爽やかであれば、どんな苦労でも難なく処理することが出来る。」
「気を充実させておけば何事もやり抜くことが出来る。」
「英気は天地にみなぎる気の中で最も優れたものである。」
「常に敬の心を持つには、独りでいる時も道に外れないように(行動)することが大切である。」
「何かをやるときには、まず最初にそのことが道理に合っているかどうかをよく考えよ。又、自分に都合よく考えて(道理を忘れて)はならない。」
「何よりも自分で自分を欺かず至誠を尽くす。これを天に仕えるというのだ。」
関連記事