2025年01月20日
呻吟語㉛
詞章:文書作成の秘訣
「聖人は無用の文章をつくらない」
「詞は心情が誠で言葉が自然なのが第一である。」
(全蔵書 古典解釈 終了 2021.1.12より丸4年間 遂行)
Posted by godman at
00:00
│呻吟語(ビギナーズクラシックス)
2025年01月19日
呻吟語㉚
「そもそも、元からあるものは付け足してもいけないし、削り取ってもいけない。」
「天下を治める場合、民の心情に留意しなければならない。」
「慣れてきて危険だと思わなくなった事こそ、本当の危険なのである。」
「君子が人を教える際は、相手の素質を上手く引き出す巧みな技術に基づいて行う。君子は人それぞれの素質に従って人を治めてゆく。自分の思惑でもって強引に人を治めたりしない。」
Posted by godman at
00:00
│呻吟語(ビギナーズクラシックス)
2025年01月18日
呻吟語㉙
広喩:比喩で表す真実
「無用のものは有用の資(もとで)であり、有用のものは無用のおかげである。」
「それを無くすことが出来ないなら、それは有用のものと同等なのである。」
「君主だけが富み、天下(民衆)が貧しいという状況は恐るべきことだ。」
「天下の形勢は様々な原因が積み重なって次第に出来上がってゆくものだ。小さなことでもゆるがせにしてはならない。
天下国家や身が滅亡するのは積漸(小さな原因の積み重ね)による。その兆しには肝を冷やすほどに注意しなければならない。」
Posted by godman at
00:00
│呻吟語(ビギナーズクラシックス)
2025年01月17日
呻吟語㉘
物理:物の理について。万事万物の理
「要領を選び取り、又はその滋味深く優れている所に類したものを要書(要点をとった書)という。時勢の務めに応じ、時機にぴったりと当たり、それを用いると物は豊かになり、民は安らかになり、功績が上がり事業が成就するものを経世の書という。」
「世の道を行う責任者は毅然として選別し、悪書を排除しなければ世の教えや人の心の害となること甚大である。」
Posted by godman at
00:00
│呻吟語(ビギナーズクラシックス)
2025年01月16日
呻吟語㉗
「不幸が無いということより幸せな事はなく、殊更に幸せを求めようとすることより不幸な事はない。」
「天下の事についても、それぞれが便利だとする方法に従って事業を成し遂げることが出来るなら、必ずしも一律の方法によらなくてもよい。一律にすると人情として窮屈に感じるものである。」
Posted by godman at
00:00
│呻吟語(ビギナーズクラシックス)