2024年01月21日
孫子・呉子㊳

孫子の言葉を表面的に解釈しても、かえって敵の思惑にはまってしまう。
そもそも、戦術とは心理的な操作である。
成功の基本が神や縁起のせいではなく、人間の行動にかかっていることは自明の理である。
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│孫子・呉子(中国の思想)
2024年01月20日
孫子・呉子㊲

(李衛公問対)
分散しようとしても分散できない軍隊(組織)は『縛られた組織』であり、(一極)集中できない軍隊は『バラバラの組織』である。
人々を強制的ではなく自発的に戦わせることが出来るならば、その力は恐るべきものとなる。
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12:00
│孫子・呉子(中国の思想)
2024年01月19日
孫子・呉子㊱

敵に出喰わした時こそ平静さを失うな。混乱した時こそ余裕を持て。
敵に勝ちたい欲が強い時は敵しか見えず冷静さを失う。敵を恐れ過ぎると警戒ばかりして敵を客観視出来なくなる。
将に主体性が無ければ目的は達成できず、独断的であれば犠牲が大きい。
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│孫子・呉子(中国の思想)
2024年01月18日
孫子・呉子㉟

進退に際してはたじろぐな。敵に遭遇してから作戦を考えるな。
敵が近づいたらむしろ観るな。その方が迷わない。
将がせかせかしている軍隊は弱く、将が余裕を持っている軍隊は強い。
多数の人間を動かすには整然とした秩序が必要であり、少数でやるには活発な行動力が大切だ。
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│孫子・呉子(中国の思想)
2024年01月17日
孫子・呉子㉞

(司馬法)
人を殺すことによって人々の生活を安定させることが出来るならば人を殺しても良い。敵国を攻めることによってその国民を幸福に出来るならば攻めても良い。戦争によって戦争を無くすことが出来るならば戦っても良い。
どんなに平和な時代でも戦争に備えていない国は必ずや危うくなる。
戦うには大義名分が、行動を発するには時機が、人を使いこなすには恩情が必要である。
作戦がしっかりできていればどんな事態にもびくともしない。
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│孫子・呉子(中国の思想)