2024年01月08日
全国高校女子サッカー選手権決勝
2024.1.7 (日) 12:00 キックオフ (U-NEXT)
準決勝を見た限りでは、パワフルで洗練されている十文字の方が全体的に非力で鈍重だった順心より上と感じていた。走力も十文字の方が上のような印象であるが、決定力では順心に一日の長あり、だろうかとも思った。
試合が始まると、球際やセカンドボール回収時の出足は順心が思った以上によく(中一日の連戦による疲労の蓄積が、十文字の方が重かったのかもしれない)、逆に十文字は判断スピードやシュートの場面でややキレを欠いたと思う。
順 1 - 0 十: U-17三人衆の個人技、センスで電光石火の先制点であった。久保田は良く詰めていたね!
順 2 - 0 十: 辻澤の個人能力で相手DFを無力化してしまった。圧巻の追加点で素晴らしかった。
順 3 - 0 十: 久保田からの抜群の展開力から、ドリブルで持ち込み方、シュートタイミング、シュートコース全てにパーフェクトなダメ押し点
仮に、十文字が3点目を取られる前に1点返していたら恐らくはもっと違った結果になっていただろうと思う。十文字はちょっときれいに崩そうとしていた感があったね。
両チームともにフィードからスペースを突く【走るサッカー】であったが、自分の好みとしては必ずボールが経由するゲームメーカーがいるサッカーが好きなので少々物足りなかったかな。
結局は、前へ! というベクトルがより強かった順心の勢いが十文字を上回ったと言わざるを得ない。まあまあ面白いゲームだったと思う。
両チームからWEリーグ内定者が4名もいるので、彼女らの今後も非常に注目している。特に早間選手は地元広島に入団するので、ストーリー性は十分。柳瀬に続く高卒デビューを頑張ってもらいたいね。
順心→INAC神戸、はなんだか強いパイプがありそう(杉田、福田、長江、井出などの先輩が在籍)
十文字→広島R、も同様(滝澤、松本などの先輩が在籍)
十文字の4番がFWなことからふと思ったのだが、名字が「ホンダ」で背番号4、て本田圭佑を連想させますね。狙ったのかな、石山監督(笑)
藤枝順心 3 (前半 2 - 0 ) 0 十文字
準決勝を見た限りでは、パワフルで洗練されている十文字の方が全体的に非力で鈍重だった順心より上と感じていた。走力も十文字の方が上のような印象であるが、決定力では順心に一日の長あり、だろうかとも思った。
試合が始まると、球際やセカンドボール回収時の出足は順心が思った以上によく(中一日の連戦による疲労の蓄積が、十文字の方が重かったのかもしれない)、逆に十文字は判断スピードやシュートの場面でややキレを欠いたと思う。
順 1 - 0 十: U-17三人衆の個人技、センスで電光石火の先制点であった。久保田は良く詰めていたね!
順 2 - 0 十: 辻澤の個人能力で相手DFを無力化してしまった。圧巻の追加点で素晴らしかった。
順 3 - 0 十: 久保田からの抜群の展開力から、ドリブルで持ち込み方、シュートタイミング、シュートコース全てにパーフェクトなダメ押し点
仮に、十文字が3点目を取られる前に1点返していたら恐らくはもっと違った結果になっていただろうと思う。十文字はちょっときれいに崩そうとしていた感があったね。
両チームともにフィードからスペースを突く【走るサッカー】であったが、自分の好みとしては必ずボールが経由するゲームメーカーがいるサッカーが好きなので少々物足りなかったかな。
結局は、前へ! というベクトルがより強かった順心の勢いが十文字を上回ったと言わざるを得ない。まあまあ面白いゲームだったと思う。
両チームからWEリーグ内定者が4名もいるので、彼女らの今後も非常に注目している。特に早間選手は地元広島に入団するので、ストーリー性は十分。柳瀬に続く高卒デビューを頑張ってもらいたいね。
順心→INAC神戸、はなんだか強いパイプがありそう(杉田、福田、長江、井出などの先輩が在籍)
十文字→広島R、も同様(滝澤、松本などの先輩が在籍)
十文字の4番がFWなことからふと思ったのだが、名字が「ホンダ」で背番号4、て本田圭佑を連想させますね。狙ったのかな、石山監督(笑)
2024年01月08日
第32回全日本大学女子サッカー選手権(インカレ)決勝

2024.1.6 (土) 13:00 キックオフ (You Tube )
山梨学院大学 3 - 2 早稲田大学 (延長)
試合前は攻撃力の山梨学院 vs 勝負強さの早稲田、という構図ではないかと思っていた。山梨学院には甲斐、栃谷、伊藤というタレントがいるし、早稲田にも後藤、大山、三谷というWEリーグ内定組がいることからかなりタイトなゲームになると思っていたが、それでも絶対的エースストライカーのいる山梨が若干優位に立つと予想していた。
早 1 - 0 山:大山のスーパーミドルのこぼれ球をFWが抜け目なく詰めて早稲田が先制
早 1 - 1 山:ハンドによるPKのこぼれ球をエースストライカー伊藤が決めて山梨同点。PK失敗はちょっと苦笑いだが、ラッキーな同点劇であった。
早 2 - 1 山:大山からのスーパーなフィードからの三谷のゴラッソで勝ち越し。WE内定者の質の高さを見せつける。
早 2 - 2 山:終了間際の25mくらいのFKを直接叩き込んで山梨が同点に追いつく。もう一度蹴れと言っても難しいぐらいの超ファインゴールであった。
早 2 - 3 山:延長前半開始早々の長いFKからの、こぼれ球を拾ってミドル→相手DFのリフレクションで山梨がラッキーな勝ち越し弾。これが決勝点となる。
両チームともにレベル高くて、充実したトレーニングをしていることがよく分かった。大学女子のレベルは毎年格段に向上していると思う。
走力、フィジカル、判断、など随所にレベルアップが感じられた。
恐らくは代表やトップリーグを経験した実績もある優秀な指導者達の努力の賜物が、現在の競技力に繋がっているのだろう。
会場も西が丘だし、試合環境も充分素晴らしく、また、YouTube での配信も有り難く、かつてよりも多くの人々がこのカテゴリーの試合を目にすることが出来て随分と環境が改善されていると思う。