ルアーでやってみっか!:六韜

六韜⑦

【竜韜】

将帥たる者には五つの資質と十の欠点とが基準になる。

『五つの資質』→勇　智　仁　信　忠

『十の欠点』→死を軽んじる、短気でせっかち、欲深い、敵に付け込まれる、臆病、軽々しく人を信用する、度量・器量が小さい、優柔不断、自信過剰で人に仕事を任せられない、懦弱で人に依存する

戦は敵味方の両方が勝つということはない。又、両方ともに敗れることもない。必ずどちらか一方が勝ち、又は敗れる。

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六韜⑥

最上の政治は、人為を加えず万民おのずからの状態に従って泰平の政治を成すことである。

（物事は）強過ぎれば必ず折れ、拡張し過ぎれば必ず損じる。

謀計は周到でしかも秘密であることが大切である。

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六韜⑤

【武韜】

「民衆は利を導いてくれるものの為には皆で道を開き、誰一人としてそのゆく手を妨げることはない」

「上に立つ者がこせつくと、刑罰が繁多になり、刑罰が繁多になると人民は心を動揺させ憂い苦しむ。人民の情は流水に例えられる。塞げば流れは止まり、塞いでいるものを取り除けば（また）流れる。そして、静かにして乱さなければ清く澄んで流れるのだ」

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六韜④

「賢人を登用しても、その献策を（全く）用いなかったら賢人の登用したというのは名目に過ぎない」

「官名に相当する責任を果たしているか？実績はどうか？を調査監督し、その才知と能力とを良く選考し、実績と官名（：役職）とが一致するようにしたなら、それこそ賢人を登用する道を得たことになる」

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六韜③

七害とは以下のようなものである

1　智慮も、臨機応変の謀も無い者
2　虚名で一貫性が無く（自己の）進退にのみ巧みな者
3　無為無欲のふりをする、名誉・利益を求める偽人
4　目立ちたがり、学識をひけらかし、時流や時代の非難ばかりしている姦人
5　告げ口を好み、小利を貪り、空虚な議論を目上に仕掛ける者
6　着飾り、装飾に凝るような者
7　方術・技芸・邪説・予言で良民を幻惑する者

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