2022年02月04日
ワールドカップアジア最終予選 第7節&第8節
【1月27日(木) 日本代表 2 (前半 1-0 ) 0 中国代表】

やや力の落ちる相手に対して、したたかに、そして危なげなく圧倒した。
欲を言えばあと2点以上は確実に得点できたと思うが、連携が成熟してくれば決定力はもっと上がると思うのでまあ良しとする。
次戦のサウジアラビア戦で勝てれば突破はほぼ盤石だろう。
吉田&富安のCBコンビを欠いた中でのクリーンシートも非常に評価できる。
入りは固かったが、徐々に積極的になっていった。中国の布陣が読めないこともあり、様子見の意味もあったようだが、局面では非常に激しくやり込めていて、次第に圧倒していった。
やはりこの試合も伊東がキープレーヤーであり、PKに繋がった突破とセンタリング、効果的だった2点目と攻撃を一手に引き受けての活躍は、やはりリーグでレギュラーを張っている旬な選手である。
しかし、左サイドの機能不全は深刻である。とにかく南野と長友の連携が悪いし思い切りもない(思い切りと強引とは違うが)。クロスの精度もイマイチで厳しかった。
決定力不足はまだまだ解消されていないが、そもそもこのレベルでいくら何点も決まったからと言って本大会では意味をなさないので、各自が自分のチームに戻った後、トレーニングしてゆくしかない。
【2月1日(火) 日本代表 2 (前半 1-0 ) 0 サウジアラビア代表】

アウェイで負けた相手に見事ホームでやり返すことが出来た!
内容云々よりもここに至っては結果のみが重要だったので、勝てて良かったと思う。
それにしてもやはり予選は長丁場で、大崩れせずに勝ち点をいかに積み上げていくかの競争であることを再確認できた。出だしで躓いても、全て終わらないと分からないものだから、諦めずにベストを尽くし続けるプレーヤーこそが代表に相応しいのだろう。
先ずはしっかり守るという意識から慎重な入りであった。
20分くらいまではなかなかSBが上がれずに、故に攻めのスイッチを入れられない。
それでも早々に相手CBにイエローを見舞ったのはかなり効いたと思う。
先制点は素晴らしいコンビネーションによるファインゴール!やはり日本はカウンターサッカーが持ち味と再認識。
この試合、ダイレクトの使い方が格段に良い。あとはミドルの精度である。セットプレイには工夫が見られたので、これを解消できれば得点力はぐんと上がるだろう。
とにかく突破が見えてきた。あと2試合、油断せずしっかりと勝ち切ってもらいたいものだ。
Posted by godman at 15:55
│サッカー評2022