2024年02月04日
アジアカップ2023 ノックアウトステージ

1/31(水) ラウンド16 VS バーレーン代表
攻守に課題が露見した予選ラウンドから心機一転、連勝で一位抜けしてきたバーレーンを相手にどれだけ試合をコントロール出来るか?
勝てればラウンド8ではイラク又はシリア、というどちらも失点1しかしていない堅い守備を誇る相手なだけに、この試合では絶対に先に点を与えず、かつ多彩な攻撃のアイデアを見せて完勝してほしいところ。
試合を通じてボール回しのリズム・キレは良くて、大勝とはいかなくてもほぼ完勝と言えるだろう。万全の試合運びであったと思う。
さすがにノックアウトステージに入ると、個人でもチームでも本気度が上がる。
ピリッとしていてボールを大切につないでいるしプレーが丁寧でダイナミックだった。
失点の場面のみバタついたけれど、やはり日本は弱くない。
ここからは拮抗した試合になってくるだろうからコンディション調整が重要になってくるだろうと感じていたが.....
2/3(土) ラウンド8 VS イラン代表
ゲームの入り方は万全!プレスもハードで、中盤でのワンタッチでのボールさばきも効果的で、積極的にプレーした結果の先制点まではパーフェクト。
前半を1-0で終えたのも含めてプラン通りであっただろう。
ただ、この時点でセカンドボール回収の劣勢、運動量の低下加減が気になってしまい、又、逆サイドに振られた時の対応の危うさに不安を感じる。
また、バイタルに入った際の精度の低さも引っかかっていた。
後半は運動量も全く落ちてしまい、全てに後手を踏み始めていた。
最初の15分をしのげれば相手も落ちてくるだろうし、そこを我慢できるかどうか...と考えていた矢先の失点で、非常に劣勢になってゆく。
後半になると、久保が相手に引っ掛かり始め、攻め手が徐々になくなっていったが、三苫を入れるタイミングでコンビネーション的に伊藤→中山、
久保→三苫、とし、上田→中村の3枚替えで、前田をワントップにあげ、堂安をトップ下に、中村を右サイドに据えて攻撃を活性化させた方がよかったか。また、板倉を町田に代えても良かっただろう。
前田のプレッシングが効いていたこと、上田がゲームから消えていたことを考えても、失点直後に手を打った方がよかったかもしれない。
最後はPKによってとどめを刺された格好であったが、内容的には完敗だと思う。
まあずうっと強いチームなんて、あり得ないのでこの大会で負けて、課題をあぶり出したことは後になって財産になるのではないか?
とにかく3月の北朝鮮戦を良い結果で締めくくれるように立て直しと向上を期待したい。
Posted by godman at 18:00
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