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2024年03月03日

パリ五輪最終予選 なでしこJ vs 朝鮮民主主義人民共和国

第1戦 朝鮮民主主義人民共和国 0 (前半 0 - 0 ) 0 なでしこジャパン


スタメンを見ると、両チームともにベストメンバーではないことは明らか。アジア大会以降、互いにどのくらい底上げがあったのか?なでしこは「ボールを運ぶ」役割を誰が担うのか?に注目したが.....

とにかくミドルレンジで急ぎ過ぎて、つなぎ、くさびのパスがほとんど引っ掛けられ通らない。
距離感が悪く、パススピードも遅く、恐さが全くない。
アタッキングサードに入ってもプレーが一本調子(リズム変化がない、加速しない)でシュートを打つ空間・瞬間を試合を通じて全然作れなかった。

プレスやプレー強度も甘さが見られ、ボールは簡単に失うし、逆サイドに振られると対応は危なっかしいしで、引き分けに持ち込めてラッキーだった試合だったと思う。(池田監督の交代策を含めたゲームマネジメントも大きなミスがあった)

この試合、はっきりとしたのは熊谷のボランチ特性の無さ。男子ワールドカップ時の伊藤洋樹ばりの「バックパスマシーン」と化していて、浮き球を扱えないわ、キープ力はないわで、北朝鮮に付け込まれていた。攻撃センスのなさが改めて明白になったと思う。

ホームゲームではPKに持ち込まれないように点を取りに行くことが必要になり、この点は吹っ切れていいんじゃないかな。
この試合で出番のなかった、杉田・石川・林・北川あたりがキーパーソンとなりそう。
又、システムは攻撃的な3-5-2という3CBが相手はもっとも嫌がるのでは?という気がする...。

第2戦 なでしこジャパン 2 (前半 1 - 0 ) 1 朝鮮民主主義人民共和国


試合に際し注目したのは「攻撃的に3バックを選択するか否か」と「熊谷をボランチから外せるか否か」という点。
また、本番でのメダルを見据えると、先制されつつ吹っ切れて攻撃に火が付き、逆転で4-2くらいでの勝利、というのが理想。世界を取るには予選で苦しまねばならんからね。

結果は、ワンチャンスを決め切ったなでしこに軍配。決して楽な試合ではなかったが、システム変更が功を奏し、山下のMVP級の活躍で勝ちを得ることが出来た。やっぱり能力高いGKがいると、ギリギリの戦いで勝てるね。

しかし課題も明白に。
なでしこのCBは『跳ね返す』『クリアする』のはなんとかできるが、裏を取られてスピード勝負!とか1対1での対峙が苦手で、後手に回りやすい。
この点をどう克服するか?

又、攻撃面ではゴール前でどんどん狭いところ、狭いところ、と入ってゆくきらいがあり、結局シュートを打てなくなるという欠点を本大会までにどのぐらい解消できるかも課題である。

更にはこの2試合で出場0のメンバーも決して少なくなく、テストマッチではないにしろ、1点差にされた後のベンチワークには危うさを感じており、本大会での人選にも注目したい。

結局、なでしこジャパンの生命線はボランチの展開力・戦術眼と両ウイングバックの鋭さ・運動量なんだね。

とにかくホッとしました。まずはおめでとうなでしこジャパン!!



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